沖縄の代表茶「さんぴん茶」ってなに?

さんぴん茶

沖縄に行くと必ず売っている「さんぴん茶」を知っていますか?

オレンジがかった黄色のパッケージで、沖縄バヤリースやポッカをはじめ多数の飲料会社から販売されています。自動販売機はもちろん、コンビニにいってもこの「さんぴん茶」がたくさん販売されています。暑い沖縄で観光ならずとも地元の人からも愛される、なくてはならないこの存在。沖縄のサーターアンダギーやブルーシールアイスを食べながら、ほっと一息つく至福のひとときにもおすすめです。本州ではなかなか見かけることはない「さんぴん茶」とは、いったいなにが原料となっているのでしょうか。

「さんぴん茶」は実は…

はじめて沖縄に行くと聞いたこともない名前の飲料に、「ご当地ならではのお茶かな?」と思い購入した経験はありませんか。飲んでみると、「ん?何だか飲んだことがあるような…」そう「さんぴん茶」とは「ジャスミン茶」のことをいいます。

ジャスミン

どうして名前を変えて販売しているのかというと、昔は「ジャスミン茶」として販売していましたが売上はのびず、「さんぴん茶」という名称にしたところ急激に売れるようになったのだとか。観光客だけではなく沖縄の地元の人からも愛されているお茶です。名前の由来は。中国語で「香片茶(シャン・ペン・ツァー)」が沖縄の方言がなまることで「さんぴん茶」と呼ばれるようになったのだといいます。

確かに「ジャスミン茶」と言われるとどこでも売っているしわざわざ沖縄に来てまで買わなくても…なんて気持ちになりますよね。

沖縄では当たり前の存在「さんぴん茶」とは

もともと沖縄にどうやって「ジャスミン茶」が来たのかは定かにはなっていませんが、1627年に時の国相・金武王子朝貞が茶のタネを持ち帰り自分の領土で栽培したことから知られるようになったのだとか。

本場の「ジャスミン茶」と比較すると味は薄く、日本の場合は緑茶をベースにしていることから本場よりも味が薄くカフェイン量が少ない飲みやすいものになったと言われています。油っこい食べ物を食べたあとお口がさっぱりすることから、食後のお茶として出されることも。沖縄ではラフテーをはじめチャンプルーなど味の濃い料理が多く、合うことがわかりますね。

沖縄ではおばあの家に行くと縁側に「さんぴん茶」を自由に飲める場所があり、夏ならずとも飲みたくなります。ちょっとした待ち時間にほっと一息出来るのが嬉しいですね。

「さんぴん茶」は美容効果や健康効果も!

実はこの「さんぴん茶」は美容効果や健康効果が高いことでも知られ、男女問わず積極的に取りたいお茶の一つでもあります。

お茶に含まれるカテキンやビタミンCの効果でお肌への美容効果はもちろん、「ジャスミン茶」の香りには自律神経の緊張を緩和し、ストレスを軽減させる効果が期待できます。イライラ解消効果もあり、何だか疲れたな…って時にも「ジャスミン茶」はおすすめなのです。

またドロドロになりがちな血液循環を促し、利尿作用も期待できるのでむくみ防止効果もあります。

夏は氷を入れて冷たくして、冬は温かい「さんぴん茶」でリラックス効果など1年中楽しむことが出来るのも魅力的ですね。沖縄で販売されているうっちん茶やグアバ茶などは「さんぴん茶」をもとにしてブレンドして作られているとか。ほのかに香る優しい「ジャスミン茶」の香りがとても癒やされますね。

「さんぴん茶」は沖縄には1年を通してなくてはならない存在として、地元の人だけはなく観光客からも愛されること間違いありません。沖縄に観光に訪れることがありましたらぜひ「さんぴん茶」を試してみてくださいね。気に入ったらお土産屋さんなどでも気軽に購入することが出来ますし、おみやげとしても喜ばれますよ。