海にいくと浜辺に青・黄色・緑などのカラフルな色をした石のようなものを見つけることができます。これを“シーグラス”といい、集めてDIYの材料・アクセサリーにするなどとても人気があります。このシーグラスはなにでできているものなのか、沖縄でシーグラスをひろうならどこがいいのか説明します。
シーグラスってなにでできているの?
沖縄の海にいくと浜辺でさまざまなものと遭遇できます。貝殻はもちろん星の砂やヤドカリなど浜辺を散歩しているだけでも、新しい発見があって楽しめるものです。そんな浜辺にはカラフルに色付いたシーグラスもたくさんあります。
シーグラスとは別名ビーチグラスともよばれており、ガラス片のことをいいます。海に捨てられたガラス片が岩に転がったりぶつかりながら波や潮の動きによってだんだんと丸くなり、表面が擦れることで曇りガラスのような見た目になります。
もともとのガラスの色から変わることがないので青や緑、茶色や白などの色味を多くみかけます。なかにはピンクや紫、赤、黒などの珍しいシーグラスもあり運が良ければ見つけることができます。他にもツートンカラーのシーグラスなどもあり、なかなかみかけないデザインのものがあると嬉しいですよね。
シーグラスは見た目もかわいいので海に旅行にいく度に集めている人もいるでしょう。沖縄以外の場所でもシーグラスはたくさんみかけます。一見、似たような色のものはあっても自然の力でできているのでまったく同じものはなく、世界に一つだけのシーグラスを夏の思い出に集めてみるのもとても楽しいですよ。
沖縄でシーグラスを集めるならどうしたらいい?

沖縄でシーグラスを集めるならどこがいいのでしょうか?
沖縄の場合、人口でできた管理ビーチと自然のままの姿を残すビーチがあります。人工ビーチの場合シーグラスはほとんど落ちていません。自然のまま残るビーチで観光客が少ない場所のほうがシーグラスも落ちていますよ。例えば、
- 水納島
- 石垣島
- 古宇利島
- ダイヤモンドビーチ
- 真栄田岬周辺
などではシーグラスを見つけたという人もいるようです。でも実際にいってみるとそこら中に落ちているわけではなくて、探してみてやっと見つかるといった具合でしょうか。実際には業者の人が採取してしまっていることもあり、場所によっては数個シーグラスが見つかれば十分という声もあるようです。
シーグラスを集める時の注意点とは?
シーグラスをひろいにいくと浜辺に貝殻やサンゴのかけらなども見つけることができます。とてもキレイですし、つい欲しくなってしまうのですがこれを持ち帰ると法律に違反してしまいます。
サンゴ礁は採ってもいけませんし、それを売ってもいけません。違反してしまうと沖縄県漁業調整規則及び漁業法により、最高で罰金200万円若しくは懲役3カ年の罪に問われることになります。サンゴなどなかなかみる機会もないし、持って帰りたいと思ってもそれは禁止していますので、絶対に持ち帰らないようにしましょう。
海の自然の姿を残す意味でもマナーをしっかりと守り楽しむようにしてくださいね。
また台風が近づいている時など海が荒れている時はできるだけ近づかないようにしてくださいね。急に波が大きくなることや、潮の満ち引きが強くなることもありとても危険です。天候がいい日に訪れるようにして安全に楽しんでくださいね。
シーグラスを集める時は少量を自分の思い出用に集めるようにしてくださいね。なかには結婚式の飾りとして使う人もいますし、シーグラスを使ってなにか作品を作るのを楽しみにしている人もいます。

シーグラスはアレンジ次第ではいくらでも楽しめますのでぜひ挑戦してみてくださいね。