解明されていない未知の文明-与那国島の海底遺跡とは?

与那国島の海底遺跡

沖縄の与那国島には海底に眠る遺跡のようなものが発見され、知る人ぞ知る有名な観光スポットになっています。与那国島周辺の海は、世界的にも有名な透明度の高い海ともいわれ、ダイビングをしながら海底を探索できます。確かに海底の遺跡周辺はとても静かで神秘的な雰囲気があります。

海底遺跡というと伝説のアトランティス大陸を思い出す人もいるのではないでしょうか。そんなすてきな観光スポットが海外ではなく日本にもあるのです。これは足を運んでみない訳にいきませんよね。

与那国島の南部で発見されたこの海底にある遺跡は地形です。自然の力でできたものと考えることもできますし、人工的に加工されたものとも考えられる巨石群などが発見され、これが海底遺跡なのでは!?とする説があります。

この海底遺跡は大きさが東西に250mにもなり、南北に150m、高さは26mととても大きくエジプトのピラミッドのような大きさの規模があります。頭頂部の約1mは海面から出ていることから山頂のように見えるのが特徴です。みる人によっては海中にできたお墓や神殿などとする説もあるのです。それだけスケールも大きくとても立派な岩石になっているということでしょう。これが本当に遺跡かどうかははっきりとした結論が出ておらず今も議論が続いているのです。

与那国島の海底に眠る岩石が遺跡だとされる意見と、自然によるものだとする意見、どちらの方が正しいのか詳しく比較してみましょう。

遺跡だとする派の人たちは陸上にしかできるはずのない鍾乳洞があること、中南米にみられた階段ピラミッドの人工的な建造物に似ていること、外部からの侵入を阻む城門、周囲を取り囲んでいる石垣の他にも石器が見つかり人工物であるなどの理由をあげています。また、くさびであけたような穴があることも理由としています。この遺跡派を唱えているのは、木村政昭氏で、与那国島の海底遺跡について研究しています。

それに対し自然にできたものだといわれているのは、「節理」と呼ばれる岩石の直線方向にひびが入り脆くなっている部分があり他の場所よりも侵食が早くなることで、人が積み上げたように浮き出して見える自然によるものだと話しています。

平坦面から道に及ぶ範囲で最大傾斜21%もの坂になっており、普通で考えれば人間が住むには適さないレベルだとしています。

木村政昭氏によると地滑りが起きたことを表す証拠なども見つかっているとか。ただしこれについては他の教授いわく明確な証拠もなく考古学者にしても地質学者にしても遺跡とは全く認めていないというのです。

当時、与那国島には小規模な住民が住んでいたことは研究により判明しているのですが、その小規模な住民がそこまでの余力がなかったのではという見解です。


このような論議がなされていますが果たして与那国島の海底にあるのは本当に遺跡なのか、それとも人口によるものなのか謎が深まるばかりです。

与那国島の海底にある遺跡を水中文化遺産として登録しようとする働きもあるのですが、実際に認めたくないという人たちもいることからなかなか登録にいたっていません。

与那国島の海底に眠っているものが遺跡であっても、自然にできたものであったとしても十分に価値のあるもので、観光スポットとして宣伝をするべき場所になるのです。

水中自然遺産は世界的にも珍しいもの。ここが遺跡だったら面白いななどと考えながらダイビングを楽しんでみるのがいいのではないでしょうか。与那国島の海はそれだけ価値のある素晴らしい景色をみられる場所になるのです。