沖縄の修学旅行は平均3泊4日です。シーズンによって水着が必要な場合もありますし、服の指定によっても荷物の量が変わります。そこで3泊4日の沖縄修学旅行におすすめのかばんと選び方をまとめました。
「あると便利」な荷物のほとんどが修学旅行で必要ない
修学旅行の荷物は、しおりに書かれている「荷物リスト」だけで十分に間に合います。
でもネットなどを見ると、それとは別に「あると便利」と書かれているリストをよく見かけます。
そんな記事を目にしてしまうと親御さんとしては「旅行先で困らないように持たせなくちゃ」と考えるでしょうから、結果として荷物の量が増えてしまいます。
でも修学旅行では何かあった時のために先生や看護師がいますので、しおりに書かれているもの以外は必要ありません。
急な発熱や体調不良が起きても先生や看護師が対応しますし、必要に応じて現地の病院に受診させます。
ですから「しおりに書かれていないものは荷物になるだけ」と割り切って準備を手伝ってあげましょう。
最近は宅配便で荷物を送る学校がほとんどである

沖縄への修学旅行では、かさばる荷物を宅配便で送る学校がほとんどです。
出発前に送った荷物は初日に宿泊するホテルに送られるので、家を出る時にはサブバックのみで出かけます。
沖縄から自宅に帰る時にも宅配便を使うので、お土産のようにかさばる荷物もまとめて宅配便で送ります。
だから初日の夕方までに使う荷物はスーツケースには入れられませんし、帰りのお土産を入れるためにわざわざ大きなスーツケースを持たせる必要もありません。
3泊4日の沖縄旅行に必要なカバンの容量は40ℓ
3泊4日の荷物といわれるとどれくらいの量なのか想像しにくいでしょうが、平均すると1日当たりの荷物は平均10ℓになります。
このことから考えると3泊4日の沖縄旅行の場合、カバンの容量が40ℓあれば十分だといえます。
もちろんお子さんによっては平均よりも荷物が多くなることもありますが、海外旅行でも使えるような大型のスーツケースは必要ありません。
まして自宅に帰るときには宅配便で荷物を送るので、かさばるお土産もカバンと一緒に送ってしまいます。だからお土産用のスペースを考える必要もありません。
最近はお土産用を送るために1人1箱の段ボールを支給する学校もありますから、あくまでも旅行に必要な荷物を入れるだけだと考えてください。
スーツケースの値段の相場は1万円前後
40ℓのスーツケースといっても素材やデザイン、機能によっても値段は様々です。
親御さんによっては「修学旅行に行くだけだから家にある物を使えばいい」という考えもあるでしょうが、高校卒業となれば子どもだけで旅行に行くことも増えます。
それに40ℓサイズのスーツケースは使い勝手が良いですから、修学旅行のタイミングで新しいスーツケースを準備する親御さんも多いです。
問題はスーツケースの値段ですが、修学旅行用として新しく購入するスーツケースの相場は1万円前後です。
もちろん商品によっては10万円以上するものもありますし、5000円以下で買える場合もあります。
ただしあまり安すぎると修学旅行のかばんは宅配便で先送りされるので、その時に壊れてしまうこともあります。(私も沖縄のホテルで修学旅行生の受け入れを担当していましたが、先送りされる荷物の扱いはかなり乱暴でした)
3泊4日の沖縄修学旅行のかばん選びは40ℓを目安に!
3泊4日の沖縄旅行でも、1日の荷物はせいぜい10ℓです。
それ以上の荷物を持って行くのは無駄なものが多い証拠ですし、大きすぎるカバンは狭い修学旅行生用の客室では邪魔になります。
「せっかくの沖縄旅行だから」という親御さんの気持ちもわかりますが、使いやすい大きさにすることで子どもの負担も減りますから、適切なサイズのかばんを選ぶことに重視してあげてください。