石垣島や宮古島にも行きたいけど、那覇でまた飛行機乗り換えるのがちょっとなあ…という方に!那覇から日帰りで行ける絶景が広がる離島があります。それは慶良間諸島のひとつ渡嘉敷島です。
渡嘉敷島はどんなところ?
渡嘉敷島は泊港から高速船で35分で行ける慶良間諸島の中にある離島のひとつです。那覇からは約30キロ。渡嘉敷島で見られる海の美しさはどこに行っても美しいといわれる沖縄の海の中でも唯一無二で“慶良間ブルー”と呼ばれています。この慶良間ブルーを求めて日本全国からはもちろんのこと、世界中から観光客が集まるほどです。渡嘉敷島には慶良間ブルーを楽しめるビーチが二つありますよ。
渡嘉敷島の見どころ
阿波連ビーチ
慶良間ブルーを堪能できるのが阿波連ビーチです。渡嘉敷島の南西にあり、東西に長く約800mの美しい弧を描いているビーチです。
渡嘉敷港から阿波連ビーチまでは、乗合バスや宿泊所の送迎バスなどで行くことができます。トイレ、シャワー、コインローッカーなど施設は充実していますから安心して楽しめます。
カヤック、SUP(サップ)、バナナボート、シュノーケリング、ダイビング、グラスボートなどアクティビティが充実しています。おススメは沖合にある無人島(ハナリ島)でのシュノーケリングです。バナナボートやガラスボートで島渡しをしてもらえます。ビーチは遠浅で、ビーチから海に入ると海底は白い砂浜が広がっており、10メートルほど泳げばサンゴ礁が広がっています。ビーチから見ても海の中も美しい阿波連ビーチです。
トカシクビーチ
野生のウミガメに会いたい!と思われる方も多いでしょう。比較的遭遇率が高いビーチがトカシクビーチです。渡嘉敷島の中心部にあり、長さ800メートルある渡嘉敷島では二番目に大きなビーチです。初めて渡嘉敷島を訪れる人は阿波連ビーチに行くのでこちらのビーチは比較的静かです。波打ち際から150メートルほど遠浅になっており、湾になっているので波も穏やかです。
このビーチに住み着いている海亀が何匹かおり、水草を食べている姿を見られることもあります。ビーチからすぐのところに木陰を作ってくれる木々があるのでビーチパラソルがなくても大丈夫です。
港から直接トカシクビーチへ行く際には、路線バスが運行していない為、タクシー、レンタカー、ホテルへの事前予約が必要となります。とかしくビーチでの海水浴をする場合は、渡嘉敷村のシャワー施設またはホテル等を利用します。
渡嘉敷島へのアクセス
泊港船からは船に乗って渡嘉敷島へ向かいます。船はフェリーの「フェリーとかしき」と高速船(艇)の「マリンライナーとかしき」の二種類があります。
フェリーとかしきの1便は毎日10:00、マリンライナーとかしきの1便は毎日09:00に出航します。一日の運行便数は時期によって異なりますので行く前に要確認です。
所要時間はフェリーとかしきが約70分、マリンライナーとかしきが約35分です。日帰りの場合は高速船がベターです。
泊港までは三つの行き方があります。一つは“ゆいレール”に乗車し、美栄橋駅で下車し、徒歩10分で泊港に到着します。運賃は300円です。二つ目はお金はかかりますが、楽に確実に行けるタクシーです。所要時間は20分ほど、1,500円くらいかかります。三つめは路線バスです。料金は¥220~¥230、所要時間は約40分です。安さで考えればバスですが、那覇市内の道路混雑は時間によっては大変なものです。一番確実なのはゆいレール+徒歩です。
手軽に渡嘉敷島へ行こう!
日帰りで気軽に行けることで人気の慶良間諸島・渡嘉敷島。一泊すれば慶良間ブルーだけでなく、美しいサンセットや夜は満天の星空を見られるので宿泊も検討してみてはどうでしょうか。気軽に行ける離島で思い出に残るバカンスを!