石垣空港に到着してさあ、ドライブスタート!石垣島は一日あれば一周できる島です。今回は石垣島の真ん中あたりにある見どころのご紹介です。
米原ヤエヤマヤシ群落

ヤエヤマヤシは八重山諸島の中でも、石垣島と西表島にしか生息しないとても珍しいヤシです。樹高25mにも達する大型で大きな葉をつけるのが特徴で、この1種のみで「ヤエヤマヤシ属」となっており、植物学においても貴重な種類なのです。
ヤエヤマヤシの立ち姿、4メートルにも達する長く伸びた葉の様子などは美しく、「世界でもっとも美しいヤシ」と称されるほどです。しかし国の天然記念物指定のため、持ち帰ることはできません。
このヤエヤマヤシを鑑賞できる場所が“米原ヤエヤマヤシ群落”です。足元は木製の遊歩道になっていますが、所々木の根っこが生えていたりする事があるので躓かないように注意しましょう。遊歩道の所要時間はおよそ10分程度です。空港より車で約15分ほど 。
バスの場合は空港より定期観光バスで約20分。バスターミナルより定期観光バスで約50分。市街地から、レンタカーだと約35分。
米原ビーチ

全長1キロくらいの石垣島で最大のビーチです。駒原キャンプ場に隣接しており、観光客だけでなく、地元の人にも人気のビーチです。キャンプやバーベキューで賑わっています。海は遠浅で珊瑚礁とリーフに囲まれているので波は穏やかです。
そして嬉しいことにサンゴ礁には沢山の熱帯魚達が群れています。ここだけでも大満足ですが、もう少し頑張って泳いで浜から100メートルほど沖に行くとリーフエッジ珊瑚礁の谷があり、運が良ければカメやマンタなどを見ることもできます。
ただし、離岸流が発生しますのでライフジャケット、シュノーケルセットは装着するように気を付けて楽しんでください。また、サメの目撃情報もあるので注意して下さい。
川平湾

石垣島に行ったらとりあえず川平湾に行っておけ!というよりも川平湾に行かずして石垣島に行ったなんて言わせない!くらいの代表的なスポットです。それほど大きなビーチではなく、小さな湾の中にある砂浜です。天気と潮位が最高の日に行けば沖縄で一番の絶景が見られ、一生忘れることはないでしょう。
川平湾では湾の中に美しいサンゴ礁とエメラルドグリーンの海が見られます。いつも穏やかな波が打ち寄せており、美しい川平湾の海を間近に感じさせてくれるのです。毎日、毎時間行っても違う青さで、様々な表情を見せてくれますので何もせずに眺めているだけでも満足できます。
ただし、引き潮の時よりは満潮の時がおすすめです。グラスボートに乗って海中を覗いたり、アクティビティに参加するのも楽しい場所です。
アクセスは車かバスで。レンタカーなら石垣空港周辺から40分ほどで行くことができます。駐車場は無料駐車場と隣の一日300円のコインパーキングがあります。石垣空港から「米原キャンプ場行き」のバスに乗って40分で行けますが1日2本。時間が合わなければ空港からバスターミナルを経由して川平湾を目指します。
御神崎灯台

夕日の名所としても知られる御神崎灯台は屋良部半島の西海岸にあります。その灯台の下にある展望台までは歩いていくことができ、サンゴ礁が広がるきれいな吸い込まれそうな青い海を見ることができます。
また、周辺は断崖絶壁を至る所で見ることができ、荒々しい岩肌と海を見物することができます。冬は日本海のような荒々しい大波を見ることができ、天気がいい日に行けば展望台から灯台を見上げると風に吹かれながら力強く建っている白い灯台が青い空に映えて美しいです。
御神崎は春になるともう一つの絶景が姿を現します。テッポウユリが咲き乱れ、ヒルサザキツキミソウがピンク色の絨毯を敷きつめるのです。階段の上り下りが多いので歩きやすい靴で行くようにしましょう。

無料駐車場10台あります。売店などはありませんが自動販売機やトイレはあります。アクセスはレンタカーかタクシーで。石垣島市街地からは車で25分ほどです。石垣空港から30分~1時間ほどで行けるのでうまく計画を立てれば全部回ることができますね。