沖縄本島の中心部にあたる浦添市には、まるで外国に訪れたかのような景色やショッピング・グルメを楽しめる「港川ステイツサイドタウン」があります。一歩足を踏み入れれば、新しい発見も多く浦添市を代表する観光スポットとしても人気です。
港川ステイツサイドタウンってなに?
那覇空港から移動すること40分、国道58号線を北上すると到着します。
港川ステイツサイドタウンがある港川はもともと小高い丘になっている地域でした。今では平坦な道しかないので想像できないかもしれませんね。もともとの住宅をいかしてリノベーションが行われカフェや雑貨などの個人店が軒を連ねます。港川ステイツサイドタウンの通りにはアメリカ州の名前が付けられているので、初心者でも探索を楽しめますし異国情緒溢れる町並みはとてもおしゃれで海外にいるような雰囲気を楽しめます。
港川ステイツサイドタウンには観光客用に案内板がありますが英語表記になっています。
案内板を確認しながら数あるショップを巡るのですが、店舗の一つ一つに番号が割り振られており、番号がない場所は今でも住宅として使われている場所です。
戦争後米軍統治下の沖縄では軍人や家族が住むための場所が不足していることが問題となっていました。その為民間企業による賃貸物件として普天間基地周辺に建てられたのが今の港川ステイツサイドタウンのはじまりです。当時の丘はダイナマイトで切り崩し平らにしたといいます。今では外国人の住民も少なくなってしまいましたが、観光スポットとして開拓され年間を通して多くの人が訪れます。
港川ステイツサイドタウンを楽しむポイント
港川ステイツサイドタウンを楽しむポイントについて紹介します。訪れる前にお目当てのお店を探しておくといいのではないでしょうか。
雑貨屋などのショップ巡り
港川ステイツサイドタウン内にはセレクトショップや、作家・職人の手作り雑貨などのお店が数多く点在しています。沖縄県のやむちんや輸入雑貨を取り扱っている「ポートリバーマーケット」やお土産の購入におすすめの「プルーツ」、結婚指輪の「ブレスリング」などどのお店にも魅力があり見ているだけでも楽しめるはずです。
手作りのこだわりグルメ
手作りパン、タルトのお店、コーヒーのお店など老舗も多く沖縄以外の九州で有名なお店が出店していること、手作りならではの特別な味を楽しめるお店がたくさんあります。タルト専門店の「オハコルテ」や天然酵母のパン屋「いっぺこっぺ」などもおすすめです。
雰囲気を楽しむ
港川ステイツサイドタウンを歩いているだけでも他にはない異国情緒溢れる雰囲気を楽しめるはずです。色とりどりでおしゃれな住宅は日本ではなかなか見かけない景色ですし、どこからともなく美味しい香りが漂う幸せなひとときがあなたを楽しませてくれるはずです。
港川ステイツサイドタウンで注意すること
港川ステイツサイドタウンに行くときは駐車場に注意しましょう。専用の駐車場といえるものが少なく店舗ごとに1~2台程度だと駐車できても、ランチの時間やシーズンになると車が駐車できずお目当てのお店に入れない…なんてことも。
唯一「港川ステイツサイドコインパーキング」があり30分100円~駐車できます。すぐに満車になってしまうので気になるお店があるならば朝一や早い時間帯に訪れるようにするとより港川ステイツサイドタウンのショップを楽しめるはずです。パン屋さんなど夕方以降の時間帯になると売り切れやクローズになってしまうこともありますので、十分に注意してくださいね。
港川ステイツサイドタウンはかつて沖縄がアメリカ軍の統治下であったことを今に伝える歴史的なスポットでもあり、地元の人達からはおしゃれでハイセンスなお店が立ち並ぶ魅力的なスポットでもあります。次々に新しいお店が誕生していますので、是非足を運んでみてくださいね。