国際通りからほど近い「福州園」に訪れてみませんか

福州園

沖縄本島の中心部那覇の国際通りからほど近い場所に、「福州園」と呼ばれる中国南方様式を意識した庭園があります。観光地として目立つ場所ではありませんが、四季を感じられるなどとても魅力的な庭園です。福州園とはいったいどんなところなのでしょうか。

「中国福建省福州市」と「那覇市友好都市締結」が10周年を経過したことを記念して作られた庭園で、中国の伝統的な歴史を活かし春夏秋冬の四季をイメージして作られました。琉球王朝時代から中国との関わりが深く、皇帝に使者を派遣していましたがその拠点となったのが福州でした。福州園のある久米市は中国からの移住者が住んでいた場所です。

ゆいレールの県庁駅から波の上向けに歩いていくと白い壁が続く場所があります。

歴史を感じる昔ながらの造りと、日本にいることを忘れてしまう程中国独自のデザインになっていて、まるで大きな住宅のようにみえることも。まさかここが福州園だと知らずに通り過ぎてしまう人もいるのだとか。

地元の人たちからは休憩する憩いの場としても人気があり、通年通して人が訪れる場所でもあります。以前は無料で観覧できたそうですが、2016年より有料化され入場料として大人200円(小人100円)かかります。小学校未就学児は無料になりますし団体の場合は割引などもあります。割安な価格帯で観光できるのが嬉しいですね!

福州園内は広大な庭園が広がっており、とても広い場所です。そんな福州園の見所となるスポットはどのようなものなのでしょうか。

四季をイメージした庭

福州園の中は四季をイメージした4つの庭に分かれています。それぞれのイメージが違うのでお気に入りの景色を探してみてはいかがでしょうか。美しい緑や花々を肌に感じながら時間をかけて探索するのがおすすめです。

中国をイメージした造形

福州をイメージして作られた造形などもあります。入り口の大門は石獅子のお出迎えがあり、「鳥山」や「閩江」などもその一つです。水辺の廊下と展望台を楽しめる「凌波廊」やすべてを円満にする「知春亭」などもありまわりの木々たちとの色のコントラストがとても美しく絵を眺めているような気持ちになります。お散歩しているだけでもまるで中国を旅行しているような気分になりますよ。

ライトアップ

毎年10月~3月の金土日に福州園のライトアップが行われます。音楽や沖縄演舞などもあり幻想的な光景が広がるなか、のんびりと福州園を楽しむことができます。昼間に見られる光景とは違い、造形がより強調されることや美しい光景を感じられるはず。イベントなどは事前に確認するのをおすすめします。

福州園には駐車場が12台しか止める場所がありません。ライトアップされている時や、シーズンになるとすぐに埋まってしまいます。ゆいレールやバスなどもありますので交通機関を上手に利用するといいでしょう。車で来た場合少し離れた駐車場などを利用することになるかもしれません。福州園内はバリアフリーなどの対応もあります。基本は水曜日が定休日ですが祝日の場合は開園して木曜日が休みになります。定休日には注意しましょうね。

福州園は那覇市の隠れた観光スポットです。大々的に宣伝されているわけではないので気付かなかった、こんなところがあったのかと驚く人もいるでしょう。中国と昔から貿易関係で縁の深い沖縄だからこその庭園ですし、他では見ることのできない貴重な場所です。国際通りによったついでに憩いの場として訪れてみてはいかがでしょうか。ふと立ち寄りたくなるそんな癒しの庭園です。夏の日中は暑いので熱中症対策は気をつけましょうね。