沖縄のマングローブならではの観光を楽しもう!

マングローブ

沖縄の北部にあるやんばる地方には「マングローブ林」があり、亜熱帯ならではの生き物や植物がたくさん生息しています。沖縄には自然豊かな場所はたくさんありますが、他の地域とも違うここにしかないものがたくさんあり、さまざまな発見を楽しませてくれる場所です。

日本ではマングローブを見られるのが沖縄と鹿児島(種子島・屋久島・奄美大島等)のみとされています。マングローブとは植物の名前ではなく、亜熱帯地方でのみ見ることのできる植物で、満潮時に海水が満ちてくる場所に生えている植物の総称に過ぎません。

マングローブと呼ばれる植物は世界的にみると100種類以上になり、日本で見られるのは「メヒルギ」「オヒルギ」「ヒルギダマシ」「ヒルギモドキ」「ニッパヤシ」などの品種でおもに沖縄に多数存在しています。海水でも育つのがマングローブの特徴ですが、だからこそ変わった形状をしていること、独特の性質を持っているなど見るだけでも楽しめるのです。

日本では見かけませんが、世界のマングローブでは森の中で生活している種族もおり、マングローブが生活の資源として欠かすことのできないものになっています。

沖縄のマングローブでは生き物が自然のままの姿で生息しています。色とりどりの鮮やかな海辺の生き物たちはもちろん、水鳥なども生息していますのでしっかりと観察してみてくださいね。

カニ

シオマネキ

マングローブでよく見かける生き物といえばカニでしょう。片方のハサミだけ体と同じぐらいの大きさがあり巣の周辺でたくさん見かける「オキナワハクセンシオマネキ」や、5cm以上の甲羅を持ち合わせる大型の「クマドリオウギガニ」、甲羅やハサミが赤い「ベニシオマネキ」などマングローブならではのカニがたくさんいます。砂に小さな穴が空いているのがカニの巣です。小さな気泡のようなものがぷくぷくと浮いているかもしれません。

トビハゼ

砂と混じってしまいよく見ないと見つからない「ミナミトビハゼ」や「ウナギ」「ボラ」などの魚が泳いでいます。色鮮やかな魚ではありませんが、魚の数が多く時には大群で見かけることもあります。マングローブの魚は基本的には食べても美味しいものではありません。ですが自然のままの姿で楽しそうに泳いでいる姿はとてもかわいいものですよ。

水鳥

カワセミ

変わった鳴き声をする赤いくちばしが特徴の「アカヒョウビン」や、コバルトブルーの羽が美しい「カワセミ」など色とりどりの水鳥が生息しています。魚を食べに水辺に降りて来る時に遭遇できるといいですよね。特にカワセミは見た目も美しいので会えたらラッキーですよね。沖縄の海のような羽をしています。

マングローブは生き物達の楽園です。マングローブに生い茂る植物のなかでのんびりとエサを食べたり休息したりして日々の生活を満喫しているのです。その為無理に捕獲しようとしたり、ゴミを捨てたりして自然の美観を損ねるようなことは絶対に止めましょう。生き物達にとってマングローブがなくなってしまうと生活できません。

カヤックなどのツアーで参加する人が多いと思いますが、約束事はしっかりと守った上でマングローブの探検に出かけましょうね。自然のままの姿であるからこそ、全く危険がないわけではないのを忘れないようにしてくださいね。

沖縄は、日本でも数少ないマングローブを体験できる貴重な場所です。ここにしか生息していない生き物たちと触れ合うことは、沖縄の貴重な思い出になるはずです。夏には夜のマングローブを楽しめるツアーなどもありますので、気軽に参加してみてくださいね。