沖縄は4月の日本一早い花火大会を皮切りに、夏になると毎週といっていいほど各地で花火大会が催されます。沖縄の広い海原にあがる花火はとても美しく雄大で迫力のあるものばかりです。昼間は海で思いっきり遊んで沖縄の夜を彩る花火を鑑賞してみませんか?
沖縄の花火大会の特徴は?
沖縄の花火大会は本州の花火大会とは一味違います。日が暮れて夜になると花火を楽しめるのはもちろんですが、花火だけでなくさまざまな音楽イベントを楽しめます。昼間はアーティストのライブやアトラクションを楽しんで、夜になれば雄大な空にあがる花火を満喫できます。
イベントは花火大会近くになると出演者を発表するので、直前まで誰が来るのかワクワクして飽きることなく花火大会を楽しめます。
また沖縄は土地が広いこともあり、花火のスケールの大きさも沖縄ならではだといえるでしょう。海辺では家族や恋人とみんなで座って夜空をのんびりとながめることもできます。ほんのりと明るさが残る夏の夜空に花火が打ち上がります。
そんな沖縄の数ある花火大会の中でもおすすめの花火大会をご紹介します。
海洋博公園サマーフェスティバル(海洋博公園花火大会)
毎年7月に県内最大級ともいえる約1万発の花火が夜空をキレイに彩ります。スケールの大きさはさることながらすごい人出で、会場となる国頭村の海洋博公園エメラルドビーチはとても混み合います。花火は20時~21時までの1時間限定で雨天の場合中止です。
日中からライブやステージなどのイベント、ビーチアトラクションなどアクティブなスポットがもりだくさんです。屋台もでるなど楽しみ方はたくさんあるので、沖縄の夏の夜に欠かせないイベントです。
- 日時:7/16(土)20:00~
- 問合せ:0980-48-2741
宜野湾はごろも祭り
宜野湾市に昔から伝わる羽衣伝説にちなんで名付けたこのお祭りは、宜野湾市の一大イベントとしても有名です。
行列で練り歩く「察度王歴史絵巻行列」や「エイサー」など郷土愛が強いお祭りであることも特徴です。那覇市内から比較的アクセスがしやすいこと、一尺玉というとても大きな花火があがることが有名で、迫力満点の花火を存分に楽しめます。一尺玉が上がった瞬間会場近くの家が揺れるぐらいの迫力です。
- 日時:8/6・8/7 20:00~
- 問合せ:098-897-2764
シーポートちゃたんカーニバル
アメリカン美浜ビレッジのある北谷町で毎年おこなわれる花火大会です。海をイメージしたお祭りも楽しめます。
シーポートちゃたんカーニバルの花火は沖縄でも珍しい、水中に向かって花火が広がるので空に雄大に広がる花火とは一味違った優美さがあります。夕日に沈んでいく太陽のような光景はみるものの心を虜にします。一番沖縄らしい花火大会かもしれませんね。
- 日時:7/23・7/24 20:00~
- 問合せ:098-926-5678
他にも盛り沢山沖縄の花火大会
ここに紹介した花火以外にも、たくさんの花火が沖縄の夜空を彩ります。ちょうど観光のタイミングで花火が見られるのもラッキーかもしれませんね。
ただし、移動手段が道路しかないのでどの花火も非常に込み合います。花火大会近くのホテルに宿泊できるのが一番です。
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート花火大会
- 琉球海炎祭
- うんなまつり
- 与那原大綱曳まつり
- 名護夏まつり
- 沖縄全島エイサーまつり花火
等々…沖縄本島の夏の花火大会だけでもきりがないほどたくさんあります。どれも町ごとの特色があり、沖縄の文化を肌で直接感じられるものばかりです。入場料も無料なので気軽に立ち寄ってみるといいかもしれません。
沖縄の夏は花火なくして語ることはできません。地元の人はもちろん観光客も楽しみにしているイベントになりますのでぜひとも訪れてみてくださいね。ビール片手にのんびりと花火をながめるなんてとても贅沢な時間です。