沖縄のひな祭りは海で行なうって本当!?

ひな祭り

3月3日といえばひな祭りですよね。女の子の節句として健やかな成長を願いお祝いを行なう大切な日でもあります。多くのご家庭でひな壇を飾り、お菓子や甘酒などを食べます。沖縄のひな祭りといえば本州のひな祭りとは違った風習があります。

沖縄の日ひな祭りは何が違うの?

そもそも沖縄のひな祭りは3月3日ではなく旧暦の3月3日に行われます。旧暦の日程は毎年変わりますので事前に確認しておきましょう。

沖縄ではひな祭りの時期になると海岸などで海に浸かる女性の姿や、潮干狩りをする姿、お弁当やお祝いの料理をもって女性同士で和気あいあいと海で食べている姿を見かけます。この行事を「浜下り」といい沖縄の昔ながらの風習によるものです。

ある娘が男性との間に子供を身ごもります。この男性は村の中で美男子として有名でしたが、娘がその男性と仲良くしていることを知り村の物知りのお爺さんがその男性の正体がアカマターと呼ばれる赤班の蛇であることを娘に告げます。それを知った娘はお爺さんのアドバイスを受けて海に飛び込み子供を流したことから来ています。

なかなかおもしろい風習ですよね。因みにアカマターは沖縄で昔から生息している全長80m~170mにもなる巨大な蛇です。気性が荒く敵を見かけるとすぐに噛み付く習性があります。ですが毒はありません。

沖縄ではこのような面白い言い伝えが様々な行事の裏にあったりしますのでそこもまた面白いですね。

旧暦のひな祭りはいつ?日付一覧

上述したように沖縄は旧暦でひな祭りが行われますので、旧暦の3月3日がいつなのか以下の一覧でチェックしましょう!

  • 2020年の旧暦のひな祭りは4月22日
  • 2023年の旧暦のひな祭りは4月7日
  • 2022年の旧暦のひな祭りは4月3日
  • 2021年の旧暦のひな祭りは4月14日
  • 2020年の旧暦のひな祭りは3月26日
  • 2019年の旧暦のひな祭りは4月7日

沖縄でひな祭りのイベントが行われる場所

浜下りに関しては必ずどこの浜でないといけないという決まりはありません。その為地元から近い潮干狩りスポットに行き、家族や友達同士で浜下りをするそうです。沖縄には潮干狩りスポットがたくさんあります。

平安座島

うるま市の平安座島はかつて海人が多い場所としても知られています。この浜下りと一緒に健康祈願や五穀豊穣を祝う儀式が行われます。女性が代表してもりを突き、仮装行列で集落を練り歩きます。神輿なども出るうるま市では比較的大きなお祭りの一つです。

また平安座島にはこの浜下りでお供えするものとしてポーポーと呼ばれる焼き菓子があります。名物料理としても有名なお菓子で昔ながらの懐かしい味が特徴です。一緒に楽しんでみてくださいね。

瀬長島

那覇空港からほど近い瀬長島は小さな無人島としても知られています。ウミカジテラスなどがあり、潮干狩りを楽しめるスポットです。ここでも浜下りの日は多くの女性が海に足まで浸かって潮干狩りやお弁当を食べている姿を見かけます。浅瀬の海になるので潮干狩り初心者にもおすすめです。当日は地元の人たちで盛り上がります。

海中道路

海中道路を渡る橋の左右は沖縄最大の潮干狩りスポットとしても知られています。干潮になると沖まで海水が引くのでいろいろな貝を取ることも。アオサ・モズクなどの沖縄ならではの海藻などもり、子供から大人まで潮干狩りを楽しめるスポットとして人気です。

沖縄でひな壇の習慣もあります!

沖縄のひな祭りといえば浜下りが中心ですが、もちろん本州と同じくひな壇を飾りひなあられや甘酒を楽しむこともあります。小学校などではひな壇を飾り女の子の節句をお祝いしている場合も。特に移住したご家庭などはこの浜下りではなく本来のひな祭りを行なうのが一般的なようです。沖縄県内にもひな壇を売っているところはありますので、安心してくださいね。

沖縄の一般的なひな祭りは一風変わった行事の一つです。潮干狩りや海に浸かるなんて聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。でもそういったお祝いの日に一緒に楽しみ美味しいものを食べる習慣もとても幸せなものです。沖縄独自のひな祭りも是非体験してみてくださいね。特に平安座島のお祭りはおすすめです。