沖縄移住のライフラインや金融機関

ライフライン

いざ、沖縄で生活するとなると旅行とは違った視点のライフラインや金融機関など、生活に根付いたものがどうなるのか気になる人も多いのではないでしょうか。事前に知らないと損をする可能性もあるのでおさえておきましょう。

沖縄では地銀=地方銀行として「沖縄銀行」と「琉球銀行」の2種類があります。光熱費の支払いが地銀だけだったなどの理由から、移住すると口座を作る人が多くなると思います。

どちらの地銀で契約をするかは好みにもよりますが、「琉球銀行」の場合21時以降のATM手数料、土日祝でも手数料がかからないポイントサービスもあり、オトクに利用できるのが嬉しいですよね。オンラインバンキングなども充実しているので、地銀を作るなら「琉球銀行」のがおすすめです。

一時的な移住で地銀までは作りたくない人はゆうちょも沖縄ではとても便利です。全国展開していること21時以降のATM手数料、土日祝も手数料なしと利用者に嬉しいメリットが多いためです。その他の銀行になってしまうと振込や引出しのたびに高額な手数料もかかるので損をしてしまいます。

沖縄で金融機関を選ぶ時は、手数料のかあらない「琉球銀行」「ゆうちょ」を選びましょう。

沖縄の光熱費は他の県より高い…。なんて言葉を聞いたことがある人はいませんか。物件を決める時に注意して欲しいポイントなどもあるので、沖縄の光熱費についてはしっかりとポイントを把握しましょう。

電気代

沖縄は日本の中でも電気代が高いことで有名な県になります。離島であることで送電の費用がかさんでしまい、原発もないので他の県に比べると2割程度高い傾向にありました。

福島第一原発事故により、東京電力が値上がりしてからは少し値札が低い県へと順位も下がりましたが、電気の基本料金が高いので使い方には気をつけましょう。沖縄の場合、冬になると電気代が安くなることもあります。温暖な気候の沖縄は暖房やストーブをつける必要もないので、冬は電気代が安いといったメリットもあるのです。

ガス代

沖縄の物件の約7割がプロパンガスになります。物件の外にガスのボトルが置いてあるのがプロパンガスです。

ガスには都市ガスとプロパンガスと2種類あるのですが、プロパンガスは震災時に復旧するスピードが早いメリットがあります。都市ガスと比較すると格段にガス代も高いので、請求が来てから驚く人もいるかもしれません。ガスを取り替えることもできますが高額な費用もかかるので検討が必要です。

水道代

水道代は沖縄だから高いということはありません。水道代は全国的な平均とみても変わらないので安心して使えると思います。だからといって特別安いわけではないので水道の使い方には気をつけましょうね。

給油

沖縄はガソリン代が一番安い県でもあります。「沖縄振興開発特別処置法」と呼ばれる法律が施行されているので、税金の軽減が義務付けられているためです。この税金の措置が続いている限りは沖縄のガソリン代は安いといえますが、措置がなくなると離島であるためもともと輸送費などの余計なコストもかかることから、ガソリン代が急激に上がってしまうことも考えられます。

何度も延長はしていますが、今後とも続いて欲しい減税措置ですよね。


沖縄のライフライン、金融機関、ガス代について説明しました。離島である分少し高額になってしまう面もありますが、あとは使い方次第だと思います。暑い夏は窓を開ければ風も通りますし節約の方法はいくらでもあるはずです。 移住する時はぜひとも参考にしてみてくださいね。