沖縄は夜社会。月1で行われるモアイとは?

ビール

沖縄に移住した人の多くが驚く「ウチナータイム」と呼ばれているものがあります。南国の沖縄らしいのんびりとした時間が経過していく「スローライフ」が基本となり、沖縄の夜はとても長いのです。

沖縄本島には24時間営業しているスーパーが多く、居酒屋も朝まで営業しているなど、本州では考えられない光景が広がります。そんな夜型の生活をしている沖縄には「モアイ」と呼ばれる習慣もあります。それはどのようなものなのでしょうか。

沖縄は昔から「時間に大雑把」と言われることがあります。待ち合わせをしても遅れてくることは当たり前、飲み会や食事会も会社が終わり、一度自宅でシャワーに入ってからまた集まるので、飲み会のスタートが23時頃になることも珍しい話ではないのです。

その為、二次会ともなれば朝までコースも多く、日付が変わることも日常茶飯事です。

また、沖縄の場合夜が遅くても子どもを連れて家族でご飯を食べに行く家庭も多く、深夜までファミリーレストランなども賑わいます。

東京などの場合、1分の遅刻でも問題になりますし、飲み会は日付が変わる頃には終電がなくなってしまうので家に帰る人がほとんどです。まれに終電を逃してしまうと、漫画喫茶やビジネスホテル、なかにはマクドなどで時間を潰している人もいます。ファミリーレストランでも、夜の9時を過ぎればほとんどファミリー連れなんていません。

それだけ生活のサイクルが違うのは、沖縄の日中は気温が高くとてもじゃないけど外出ができない気候や、車社会である文化などもあり沖縄に移住した人の多くが驚く点でもあります。

お金

そんな沖縄で月1回は行われている「モアイ」という飲み会の制度があります。毎月決まった金額を集め、順番毎にメンバーの誰かがもらうという特殊な仕組みになっています。

毎月5000円と決めたら、それを全員分集めて1人がもらい、次の月は別の人が集めたお金をもらうというもので、このサイクルをずっと繰り返していきます。

何だか、毎月余計なお金がかかるのでは?と思ってしまうかもしれません。だって、モアイに支払わなければそのお金は他の生活費や貯金として使えますよね。

でもよく考えてみると「また飲もうね」といった人間関係でも忙しくなり実現しないことってありますよね。モアイの仕組みを使えば、毎月会うことが前提になっているので、「今度」が実現しやすいのです。その為にお金を集金する方法が取られているのですね。

沖縄のモアイとは仲の良い友人同士が集まって最近起きたことを話したり、悩みを相談したり、友だち関係をずっと続けていこうねという目的があり行われているものになります。

沖縄の場合、家族との繋がりも深く、友だちともモアイを通して連絡や定期的に会っているのでそういった人間関係の繋がりが深いのです。大人になると仕事やライフスタイルの変化により仲の良かった友だち同士でも疎遠になってしまうこともありますよね。それがないので沖縄の場合は一生付き合える人間関係を手に入れることができるのです。

ただし、沖縄に住んでいる人でも、金銭的な事情やそういった付き合いが苦手と参加しない人もいるので強制的に行われているものではありません。モアイに参加したい人だけで行うものですので、移住したからといって心配しないようにしてくださいね。

沖縄にはそこでしか体験できない文化もあり、考え方もあります。郷に入れば郷に従えということわざがあるように沖縄の文化に参加し、触れてみるとその素晴らしさを感じられるようになるはずです。ただし、お金が厳しい時は無理に参加してはいけません。