沖縄で車のタイヤを長持ちさせるための3つのポイント

タイヤを長持ちさせるコツ

車が生活必需品である沖縄では、車の維持費も大変です。中でも安全と関係がある「タイヤ」は悩みどころなのでは?そこで沖縄に住んでいるからこそ知っておきたいタイヤケアの3つのポイントを紹介します。

車のタイヤ メンテナンス

沖縄は車社会ですから、世帯当たりの車の所有数は高いです。でも車の数が多いからといって、必ずしも皆が皆、車のことが詳しいとは限りません。

まして女性や高齢者の場合、車は必需品ですが趣味ではありませんからほとんど車のことはわからないという人も多いはずです。

でも車に詳しくない人でも一人でチェックする方法があります。しかもチェックをするために必要な道具もいりませんし、時間もかかりません。

それが「タイヤのスリップサインのチェック」なのです。

スリップサインをチェックすればタイヤの状態はわかる!

スリップサイン

タイヤには「スリップサイン」と呼ばれるものがあります。これはタイヤがすり減ったことを目で見て知らせるためにあります。

タイヤは道路に設置する面を「トレッド部」といいます。

トレッド部にはいろいろな形をした溝がありますが、この溝は濡れた路面を走るときの排水溝の役割をしてくれます。

この溝があるおかげで、雨の日に車を運転してもスリップを起こすことがなくなります。

でもタイヤは消耗品ですから走っていれば路面とトレッド部が摩擦ですり減ってしまい、せっかく水はけを良くするためにつけてある溝も浅くなってしまいます。

そうはいっても車に詳しくない人だと、タイヤの溝を見ただけでどれくらいすり減っているかなんてわかりませんよね?

そこで「これ以上すり減ってしまうと大変なことになりますよ!」ということを知らせてくれるのが「スリップサイン」というわけです。

スリップサインは誰でもわかるように目印がある

スリップサインは、新品の状態では見えないようになっています。なぜならタイヤのトレッド部の溝の奥にあるからです。

でもタイヤのサイド部(横から見て見える部分)には、どこにスリップサインがあるのかを知らせる印がついています。

まずタイヤのサイド部の正面に座ってみてください。すると「△」印が全部で6か所あることが分かります。

この△印の先にスリップサインはあります。印が指し示すトレッド部をチェックしてください。

スリップサインが出ていない場合は、タイヤの溝の残りが1.6㎜以上あるということです。

実はタイヤの溝の残りには法律の保安基準で「1.6㎜以上であること」と決められています。

そのためスリップサインは残り溝が1.6㎜を切った時点で出て来るようになっています。

ちなみに車のタイヤは、スリップサイン6か所のうち1か所でも出た場合は使ってはいけないことになっています。

ですから理想としては「スリップサインが出る前に交換」ですが、その判断が難しい場合は「スリップサインが出たらすぐに交換」と覚えておけば大丈夫です。

ちなみに車検のときに「タイヤの交換が必要です」といわれるのは、スリップサインが出た状態では検査の保安基準をクリアしていないからなのです。

高額になりやすい車検費用を抑えたいのであれば車検前にタイヤを点検し、スリップサインが出ているなら車検に出す前にタイヤ交換をするのがおすすめですよ。

タイヤ

タイヤのお手入れといえば、よく使われるのが「タイヤワックス」ですよね?

でもタイヤのワックスは見た目がピカピカになるだけでなく、タイヤを長持ちさせる効果もあるって知っていました?

もともとタイヤには「タイヤ保護成分」というものが含まれて作られているのですが、摩擦熱やタイヤの伸縮によってジワジワと表面に染み出していくように設計されているのが車のタイヤなんです。

ですから新品のタイヤを見ると、どれも黒々としてテッカテカになっていますよね?これがタイヤにワックスが塗られている状態のタイヤ。

でもこれも走り続ければ汚れて色もくすんできますし、タイヤの表面の中で最も紫外線の影響を受けるのがサイド部なので茶色く変色もしてきます。

こうした状態をそのまま放置していると、タイヤの劣化やひび割れの原因になります。これらを防いでタイヤを保護してくれるのが「タイヤワックス」というわけです。

油性タイプと水生タイプの違いは?

タイヤのメンテナンスに使うワックスには、大きく分けると「油性」と「水性」があります。

「いかにもワックスを塗ってお手入れしました!」というイメージに仕上がるのは、油性タイプと呼ばれるワックスです。

このテッカテカの仕上がりの理由は、石油系溶剤のおかげです。ワックスに必要になるシリコンを石油系溶剤に溶かして作っているので、塗るとショールームに展示されているようなピカピカのテカリが出て来るのです。

これに対して水性ワックスは、タイヤ本来の色がよみがえるうえに作業がしやすいのが特徴です。

水性の場合はシリコンを水に溶かして作っているので、油性のようなギトギトした不自然なテカリは起こりません。

沖縄で油性ワックスってどうなの?

油性タイプはタイヤの表面に湯幕を張ってコーティングするので、水に強く長持ちします。

ただしタイヤ本来の保護成分が外に染み出して劣化を防ぐのを妨げるため、水性タイプよりもタイヤへのストレスが高いです。

とはいえ水に強いという性質があるので、沖縄の場合は梅雨時期に油性タイプを使うのがおすすめです。

ただし油性ワックスの場合は石油系溶剤がタイヤの内部に浸透して本来のタイヤ保護成分に悪影響を与えてしまうので、普段から使い続けるのはあまりおすすめしません。

沖縄で水性ワックスってどうなの?

水性タイプの場合もタイヤの表面をコーティングすることによってタイヤを紫外線や汚れから保護することが出来ますが、そもそも水性なので水に弱いのが弱点です。

ですから梅雨や台風シーズンには頻繁にワックスをしなければならなくなります。

ただし水性タイプはワックスが落ちやすいという理由から、タイヤの内部にシリコン成分が浸透せずタイヤの劣化にストレスを与えません。

また塗りムラが出来にくいので女性や高齢者でも簡単に使えるのも魅力です。「見た目よりも長持ちを優先したい」という人は、水性がおすすめです。

タイヤワックスの基本的な塗り方とは?

油性・水性問わずタイヤワックスを塗る場合は、「水洗い+ワックス」が基本です。

タイヤのサイド部についた汚れをきちんと水洗いで落とした後、きちんとタイヤを乾燥させワックスを塗ります。

手間に感じるかもしれませんが、「汚れている」「表面が濡れている」ではせっかくワックスを塗っても効果は出ません。

ちなみに時間と手間が気になる場合は、油性のスプレータイプを使うという方法もあります。

出かける30分前にタイヤに直接スプレーするだけで、白い泡がタイヤのサイド部を包みこんで汚れを落としながらワックスまで終わります。

しかもふき取り不要なので、手を汚さずに簡単に使えます。

洗車

沖縄では「社会人1人に対して車1台」も普通なので、場合によっては車が2台以上なんてこともあるでしょう。

そんな場合はいくらタイヤを長持ちさせるにしても、ワックスだけでかなりのコストがかかります。

そこでお金をかけなくてもタイヤをケアする方法を紹介します。

シンプルイズベスト!【水洗いのみ】

もともとタイヤには保護成分が含まれており、その成分がタイヤの表面に染み出して劣化を防いでくれます。

つまり「ワックスで保護成分をプラスしなくでも自分で保護できるようになっている」ということです。

でもいくら内部の保護成分が染み出してくるといっても、タイヤの汚れがひどい状態では意味がありません。

つまり「きちんとタイヤを洗う習慣があれば長持ちする」ということです。ただしこの場合のポイントも、「水洗いのあとは必ず表面の水をふき取る」ということですよ!

汚れを落とすだけならこれもいける!【高圧洗浄機】

高圧洗浄

タイヤワックスを使わなくたって、しっかり汚れさえ落ちていればワックスと同じような美しさは手に入ります。ただし手洗い洗浄では限界が…。

そんな時に使いたいのが高圧洗浄器です。高圧洗浄機を使う場合は、近づけすぎると傷つけてしまうので注意が必要です。

最も安全で傷をつけずに使うのであれば、タイヤから50㎝くらいの位置で使うのがおすすめ!

台風後の住宅の壁やガラスの洗浄などにも高圧洗浄は使えますから、沖縄であれば「自宅にある!」という人も多いはずです。

ですからこれを使ってしっかりと汚れをおとし、最後に乾いた布で表面をふき取れば完璧です。

車

日差しの強い沖縄は、車のタイヤにとっては過酷な環境であることは間違いありません。

でも車社会の沖縄だからこそ、タイヤを長持ちさせることが維持費を抑える最大のポイント!

あなたのライフスタイルに合わせてきちんとタイヤをケアしてあげれば、今よりもタイヤは長持ち!もちろん維持費も抑えられるので経済的ですよ。