車を持たない沖縄移住生活は成立するのか?

車社会の沖縄で車を持たない暮らしは大変だといいます。でも移住生活をする上で毎月の経費は抑えたいもの。では車を持たない沖縄移住生活は成立するのでしょうか?メリット・デメリットから考えてみます。

車を持たない沖縄移住生活が成立する条件は、「健康であること」「自宅で仕事をすること」「近くに買い物ができる場所があること」の3つがあります。

定期的な通院が必要な持病がある場合は、病院に行くための交通手段が必要になります。公共交通機関や福祉車両サービスがある自治体であればよいのですが、これらの交通機関を利用するにしても不便な環境では継続した利用は難しいです。便利なタクシーを利用する方法もありますが、病院に通うためのタクシー代が生活費を圧迫します。ですから健康であることが車を持たない条件といえます。

次に仕事ですが、こちらは「通勤のため」と考えるよりも「仕事のため」と考えるべきでしょう。沖縄でも都心部では車を必要としない仕事が多いですが、田舎に行くほど車は必需品になります。さらに仕事中の移動手段として自家用車を使うケースも多いです。特に移住者の再雇用先でもある中小企業はその傾向が高いですから、車を持っていないことそのものが就職に少なからず影響するでしょう。

生活の面でも車は必要です。特に田舎では集落にスーパーがない地域もありますから、生活をする上で車を持たないことは難しいでしょう。ただしどんなに小さくても日々の生活に最低限必要なものがそろっていれば田舎での暮らしは十分ですので、小さな商店でも徒歩圏内にあれば車がなくても何とかなります。

この3つの条件をすべてクリアできれば車は全くいりませんが、実際に実現するにはとっても難しいです。とはいえ車を持てば維持費など余計な出費がかさみます。言い換えれば車を持たない生活を実現できれば、必要最低限のお金で自分らしい暮らしをすることができことになります。これこそが車を持たない沖縄移住生活のメリットといえるでしょう。

車を持たない生活をするための条件は3つあると説明しましたが、この条件をすべてクリアするということはなかなかできることではありません。生活のスタイルは年齢とともに変わってきますし、日々の生活に求めることも時間とともに変化します。

さらに年齢に応じて暮らしに必要なものはかわります。場合によってはどんなに工夫をしても車がなければ日々の生活に困ることもでてくるでしょう。そもそもインフラがきちんと整備されていない沖縄では、自らの意思で移動が出来る交通手段を持っていることはとても大事なことです。だからこそ沖縄では車が欠かせないわけですから、それをあえて持たないとなれば当然デメリットが生じます。

沖縄は島国ですから、一年を通して潮風が吹き込んできます。潮風は金属を腐食させますので、塩害の影響がない本土と比べれば沖縄の車の寿命は短いです。とはいえ車がない暮らしは生活に大きな影響を及ぼしますし、塩害で腐食が進んだ車の安全性は保障できません。結果として沖縄では本土よりも短いサイクルで車の買い替えが必要になります。

ゆいレール

車社会が引き起こすデメリットはほかにもたくさんあります。社会現象で見てみれば慢性的な交通渋滞も車社会のデメリットです。もちろん排気ガスに含まれる二酸化炭素などが環境に与える影響も大きいです。ですから沖縄の自然と共にのんびりとした暮らしをしたいと考えるなら、車を持たない生活をするのが一番といえるはずです。

そうはいっても現時点で沖縄の公共交通機関は決して恵まれていません。車以外の交通手段であるモノレールも那覇市及び浦添市の一部のみの運行ですし、その他の地域では計画案の浮上はあっても実行される気配はありません。本当の意味で車のいらない暮らしを目指すのであれば公共交通機関の充実は欠かせませんが、実現するには問題が山積みです。

都心部においては交通網が発達していますが、沖縄県全体でみればまだまだほんの一部です。でも沖縄に移住したいと考えている人の多くは、便利な都会での暮らしを望んでいません。そうなると移住生活をより快適にするには、どうしても車が必要になります。

沖縄らしくない都会の空の下で車を持たない暮らしをするのか。それとものんびりと自然に囲まれた暮らしをしながら、暮らしを維持するために必要最低限の車の利用を続けるのか。これから移住をしようというあなたにとってこれは難しい質問かもしれませんが、あなたが理想とする沖縄生活を手に入れるためにはこの問題に一度は向き合わなければならないのです。

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