沖縄移住後のお盆の習慣について

仏壇

移住すると今までの土地の常識ではなく、移住先の習慣や風習を行なうようになります。沖縄ではお盆は一年間のなかでも特に重要な意味をもつ行事の一つになり、独自のやり方があります。沖縄で結婚した人、お盆の行事に参加することがあればぜひ覚えておきましょう。

お盆といっても場所によってその日取りがことなります。沖縄では旧暦でお盆を行なうことが多くどの家のカレンダーにも旧暦は必ず記載してあります。そのため毎年7月13日~15日の3日間でお盆が行われています。なかには新暦で行なう家庭もありその場合は2017年なら9月3日~9月5日、2018年なら8月23日~25日と毎回変わります。地域によっても多少の日程のずれはありますので、事前に確認しておくといいのではないでしょうか。

沖縄は地域の内輪が強いだけあり、お盆などの行事は親戚一同が集まります。

3日間のうち1日目をウンケーといい、祖先をお迎えします。仏壇には精進料理のお供え物であるじゅーしぃなどをはじめサトウキビ、竜眼、アダンの実、米、キビなどのさまざまな食材をお供えします。お盆になると仏壇もとても賑やかになり、提灯も灯されます。

2日目はナカビといい、先祖が家に帰ってきているので特に行事などを行わずに家で過ごすか親戚まわりなどをおこないゆっくりと過ごすことが多い日です。

3日目のウークイはご先祖様をお見送りするとても重要な日になります。ウチカビを持って燃やしながらその年にあったことをご先祖様に報告します。お盆のなかで一番重要な日になります。このように沖縄のお盆は家族でご先祖様をお迎えしお見送りするとても重要な行事であることがわかるでしょう。

沖縄のエイサー

エイサーといえば沖縄の伝統行事の一つです。地域の青年団をはじめ、エイサーにまつわるイベントごとはたくさんあります。もともとはお盆の時期に踊るもので、お盆の最終日にあたるウークイの日にエイサーでご先祖様をお見送りします。この日のために練習をかさね、迫力のあるエイサーを踊る姿を見れるのもお盆ならではだといえるでしょう。

道ジュネーという行列がありウークイに関わらず旧盆中は多く見かけます。集落の路地を練り歩く行列のことをいい、唄や掛け声などをかけながらご先祖様をお見送りします。移住したばかりで道ジュネーについて知らない人だと驚いてしまうかもしれませんね。指笛などもありお祭りのような雰囲気すらあります。

お盆の時期の沖縄はどこもかしこも混み合います。それだけ沖縄の人たちがお盆を大切にしていることがわかるでしょう。食材の買い出しのスーパーだって、道路だって渋滞を起こしますので移動する時は注意が必要です。また、個人店などはお盆になるとお休みをとるところも多いので、買い物をしたいのに困ってしまう人も多いでしょう。通常仕様なのは大手のスーパーやコンビニぐらいでしょうか。

またこれは注意してほしいのですが、お盆の時期に海に行くのは絶対にやめましょう。昔からお盆に海に行くと命を落とす・危険な目に合うといい伝えられています。これはお盆の時にご先祖様が海から来て、海に帰ることからいわれていることになり、ご先祖様に連れて行かれてしまうとされているからです。それを防ぐためにもお盆が過ぎるまでは待ってから海は楽しむようにしましょうね。

その場所ごとに習慣があります。沖縄のお盆は他の地域からすると独特なので驚くことも多いと思います。ご先祖様を敬う気持ちが強い沖縄では参加することで学べることがたくさんあります。お盆の行事に参加する機会があれば、ぜひ体感してみてくださいね。