沖縄と空手の深い関係とは??

空手

2020年の東京オリンピックに正式種目として決定した「空手」と沖縄の関係をご存知でしょうか?その空手発祥の地がここ沖縄で、現在でもそのルーツを辿って毎年世界の空手家が沖縄を訪れるそうです。今回は、他とは違う沖縄ならではの文化や思想のある空手について迫りたいと思います。

沖縄がまだ琉球と呼ばれる時代までさかのぼります、琉球に昔からあったとされる武術のひとつ「手」呼び方をティーと言います。この「手」と、琉球と交流のあった中国の中国拳法が結びついて生まれたのが「空手」の始まりだと言われています。

中国拳法と「手」が琉球王国独自の文化の中で進化して空手となり、第二次世界大戦後から復興する沖縄と共に空手道場も増えていき県内のみならず県外へも広がります。

アメリカ軍統治下にあった沖縄では、空手に興味を持ったアメリカ軍人等が道場で空手を習い修行を重ね、アメリカへ帰国した後に道場を開いたのがキッカケで沖縄から日本へそして世界へ広がっていきました。空手は戦後から一気に広まったと言われています。

そして空手は門外不出、一子相伝、師から弟子への口伝のみだったので、昔からの空手に関する歴史資料など残っていません。そんな不明な部分も多い不思議な所も空手の魅力かもしれませんね。現在では190ヵ国の国と地域、約1億人も空手愛好家がいると言われています。

10月25日が空手の日だとご存知でしたか?毎年空手の日に合わせて記念演武が行われたり、沖縄空手会館特別道場で県指定無形文化財保持者という偉くて凄い方の奉納演武をご覧になる事ができます。

そして国際通りで約2,000人以上を超える空手家による集団演武は迫力があり必見です。これまでの空手の見方とガラリと変わること間違いありません。初心者向けの空手教室もありますので体験してみるのもおすすめします。小さなお子様もここから空手を始める子も多いそうです。

競技そしてスポーツとして世界へ広がっている空手は、その強さや技の凄さを競うものではありません。有名な空手家の言葉に「空手に先手無し」や「人に打たれず、人を打たず、全て事無きを良しとする」と言う言葉があります。

そんな言葉が表すように「戦わずして勝つ」素晴らしい精神が大切にされているのです。その為、空手の型は全て「受け」から始まるものしかないのです。 

自ら争いごとを起こさない、自分の力をひけらかさない、修行を重ねることで己を高め何事にも動じない、そしてなにより礼節を大事にする。それが空手、沖縄空手なのです。

沖縄で空手を体感するなら「沖縄空手会館」へ足を運ばれるのをおすすめします。空手の歴史や文化に触れたり実際に空手体験ができる場所となっています。これまで、そしてこれからの沖縄空手を保存、継承、発展させる為の施設で沖縄空手の聖地と呼ばれる場所になる事でしょう。

  • 住所:〒901-0241 沖縄県豊見城市字豊見城854−1
  • 開園時間:【展示施設】9:00~18:00(最終入場17:30) / 【道場施設】9:00~21:00
  • 休館日:毎週水曜日・12月30日~翌年1月3日
  • TEL:098-851-1025

今回は沖縄と空手の深い関係についてご紹介させて頂きました。戦後の沖縄は、アメリカ軍占領下大変な時代があったからこそ沖縄空手を日本中、そして世界中に広がるきっかけを作ったのは間違いありません。そしてこれまで空手を繋いできた人に負けないくらいこれからもうちなーんちゅが先頭立ち空手を引っ張っていきたいですね!!