沖縄ならでは?旧正月の過ごし方についてまとめました

お正月

お正月といえば元旦(1月1日)をイメージする人が多いのではないでしょうか。沖縄ではほとんどのご家庭で元旦にお正月を行いますが、一部の地域では旧正月の暦にてお正月を行なう地域もあります。なかには両方行なう地域まで!これは中国などの東南アジアの文化を強く受け継いできた沖縄ならではですが、旧正月は何が違うのでしょうか。

旧正月のことを沖縄の方言で「ウチナーソーグヮチ」といいます。

旧暦の1月1日といえば、今でいう2月の中旬から下旬の頃にあたります。日本では旧正月を行なう地域が珍しいのですが、中国などはこの時期を春節といい旧正月のお祝いでとても盛り上がります。日本への中国人観光客が増えるのもまさにこの旧正月の休暇に合わせての時期になりますよね。沖縄の旧正月は中国の数え方を基本としたもので、ベトナムなどの他の地域ではまた違った旧正月の数え方をするようです。

沖縄の場合は旧正月といっても休暇の時期ではないので、通常通りの生活をして過ごすのだそうです。旧正月の伝統が強い地域では個人店などお店を休みにして行なう場合もありますが、会社員など勤めている場合はそのまま仕事に行きます。

この旧正月の制度ですがアメリカから本土に返還された時に新暦にて1月1日をお正月にするように通達があったものの、一部の地域では昔ながらの旧正月の文化を変えずにお祝いを続けているのです。特に漁師の町として知られる「糸満市」「勝連地域」などは旧正月の文化を今も大切にしています。他にも農村部の地域など五穀豊穣・大漁祈願などを願い大々的にお祝いをしています。

  • 2018年の旧正月…2月16日
  • 2019年の旧正月…2月5日
  • 2020年の旧正月…1月25日

毎年日程が変わりますので事前に確認しておくと安心です。

では沖縄の旧正月の楽しみ方にはどのようなものがあるのでしょうか。そのポイントについてご紹介します。

料理

旧正月はお祝いでもありますがお休みではないので、沖縄ならではの料理を作り新年のお祝いをします。豚肉を使用した料理を中心にラフテーやソーキ汁、中身汁などの料理を食卓に並べ、美味しい泡盛を堪能します。田芋の唐揚げ・天ぷら・ごぼうの煮しめなどを詰めたボリューム満点の重箱や、ご家庭によっては餅の重箱も用意されつきたての白餅・餡子餅・きなこ餅をたっぷりと詰めます。集まる人数も多いのでボリューム満点なお正月料理を楽しむことができます。旧正月の場合スーパーなどでオードブルを買うご家庭もあります。

イベント

糸満市などで旧正月になると漁港に泊まっている船に大漁旗が掲げられ、色鮮やかで個性のある旗を眺めることができます。地域の人たちは朝一でこの飾る作業を行い、旧正月の当日は漁をお休みするのだとか。市場ではお正月ならではの飾りや珍しい食べ物の販売も行われます。糸満市にある白銀堂では1年の無事と感謝の気持ちを込めて参拝をすることも。漁師の町ならではの旧正月の文化でもありますね。

旧正月の文化は仕事や学校がお休みにならないこともあり、若い世代の人たちは参加しない人も増えているようです。そもそもご先祖様に感謝の気持ちを伝える大切な行事でもありますので、もし日程的に参加できるのであれば白銀堂への参拝だけはしたいものです。

旧正月の場合、特に着物に着替える必要もなく気軽に参拝できますので、是非訪れてみてくださいね。

沖縄はさまざまな行事で旧暦が使われます。旧正月にしても今はその文化が少しずつ減りつつありますが、感謝の気持ちを伝え祈願する大切な行事ですので、沖縄ならではの旧正月も参加してみましょう。