やんばるの森で固有種ウォッチングを楽しみませんか?

トレッキング

沖縄北部地方には「やんばる」と呼ばれる場所があります。沖縄らしい自然豊かで珍しい動植物とも触れ合える絶景のスポットです。沖縄というと海をイメージしがちですが、実は森もありますしやんばるならではの魅力的なスポットもたくさん存在しているのです。

沖縄県の北部一体を主にやんばると呼んでいます。那覇などの街とは違いその一体はほとんどが森に覆われており、おもに「国頭村」「大宜味村」「東村」がやんばる地域になります。このやんばる地域は約1万人前後の人口が生活していてこれは沖縄県民の0.72%にあたります。

やんばるには沖縄最大の「与那覇岳」をはじめ「西銘岳」「照首山」「伊湯岳」などの山々が連なっています。山地のほとんどが森林になっていて頂上から眺める景色は絶景です。夏は木陰も多いので登山もやりやすいかと思います。一番気温が低い1月・2月でも平均15℃を保っています。

このやんばるの森の中ではここでしか会うことのできない固有種で「ヤンバルクイナ」「ノグチゲラ」「ホントウアカヒゲ」などと遭遇することもできます。他にも沖縄本島でしか生息していない「リュウキュウヒヨドリ」「リュウキュウキジバト」なども生息しているなど沖縄本島の自然の魅力をぎゅっと凝縮させたのがやんばる地域でもあるのです。

やんばる地域を楽しむポイントとして、ここにしかいない固有種を探す探検にでるのをおすすめします。探検する時間帯によっても会える動植物が異なり、タイミングや天候によっても左右されます。

バードウォッチング

やんばるで出会える多くの固有種は鳥です。ヤンバルクイナは全体が黒っぽく、くちばしがオレンジ色をした可愛い姿をしていて変わった鳴き声が特徴です。ホントウアカヒゲは頭から背中、尻尾までオレンジ色、顔は黒・お腹は白の鳥です。夜のバードウォッチングだとリュウキュウコノハズクなどと遭遇することも。時間帯によって何度か訪れてみるとバードウォッチングをより楽しめるのではないでしょうか。

植物

やんばるは世界的にも希少な亜熱帯植物の産地でもあります。1000種類以上の植物が生息しているとても珍しい場所です。山頂付近には年間を通して霧が発生し常に湿度が高い状態で保たれていること、着生植物や苔などもたくさん生息しています。イタジイ・イジュ・ヒカゲヘゴなどここにしかない植物がたくさんありますので、植物ならではの生態も観察できるとおもしろいのではないでしょうか。

爬虫類

やんばるでは日本に生息する両生類や爬虫類の約半分が生息しているといわれています。固有種も多くここでしか見られないものも。イシカワガエル・ハナサキガエル・イボイモリなどもいます。これはやんばるの地形や気候がカエルをはじめとした爬虫類の成長に適していることが理由です。

やんばる探検は個人でもできますが、せっかくならガイドさんを付けていろいろな説明を聞きながら楽しむのをおすすめします。やんばるの生態を知り尽くしているからこそ、私達では見つけることのできない動植物と遭遇できるチャンスも広がります。やんばるは自然がそのままの形で息づく場所ですのでマナーを守って楽しむようにしましょうね。

やんばるの森にはここでしか体験できないものがたくさんあります。ツアーで参加して貴重な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。動きやすい洋服や靴を持参するのを忘れないようにしてくださいね。